お客さんの予算感の思考
客の考える「大体これくらいっしょ?」ていう金額感が恐ろしい。
みんな聞いたことあるかもしれないけど、自分が出来ないことをほかの人がさらっとやってたら
「うわー簡単に出来ちゃうのすごーい」
みたいに言う人いるでしょ。
っていうか、けっこういると思うんだ。
これを聞くとね、「はぁ?なにが簡単だ??馬鹿言ってんじゃねーぞてめぇ」って思うの。
だって簡単に出来るようになるまでどれだけ努力したのか、大変だったのか、ていうことには無関心。
「簡単にできる」
ことにしか目が行ってない。
そう、大概の人間が、自分の知識や理解の限界を超えたことに関して「結果しか見ようとしない」。
難しそうなことを簡単にやってのけるのはカッコイイ。
だからこそ、それには価値があるってこと、わかる?
「あんたなら簡単に出来んでしょ?じゃあやってよ」
っていう人、馬鹿じゃないのって思う。
そこにどれだけの価値があるかを理解していない証拠。
例えば、とある作業を15分でやったとしよう。
頼んだ側は、せいぜい500円とか、それくらいしか払わないだろうよ。
時給2000円って結構高いし。
でも、同じことをお前がやったらどんだけかかるんだ?
って話よ。
あんたがやったら1時間かかるかもしれないのに、同じく500円提示されたら怒るんだろ?どうせ。
同じことを複数人の人がやったとするなら、それぞれ時間の価値が違うんだということを、ぜひ覚えておいてほしい。
そしてそれがわからないから、客は高いだのなんだの文句つけてきやがる。
じゃあほかに頼んだらいいんじゃないの?
っていう話よ。
そこで、いやでもあんたに頼みたいんだ、って言われて初めて、仕事として成功なのだと思ってる。
ていうか、そういう仕事をしないといけないんだと思う。