これはいいマンガ
これはお仕事マンガなのだろうか。
毒のある物言いがたまらん。
たまらんっていうか、そうありたいっていうか。
単純に思ったことを口にだす、それをやっている主人公。
いちばんぐっときた言葉が
「諦めても、終わらせてもらえない試合だってあるんだよ」
という一言。
戦意喪失しても時間がくるまで試合が終わらない、あのフルボッコ状態。
時間までずっと考えるのは、もう終わってくれってっていう思いのみ。
これを人生に当てはめて言い放ったのだからこれはつらひ・・・。
そりゃ死んじゃう人もいっぱいいるわ。
そう言えばちょっと前に自殺してしまった高校生の死亡動機。
「楽しいうちに死にたかった」
のだそうで。
「なるほど」
って少し思っちゃったよ。
とてもインパクトの強い動機だと思うけれど、メディアで話題に上がらないのは、共感して死んでしまう人がいっぱいいそうだから表に出したらマズイ、っておもったんだろうな・・・。
生きていくのがつらいのと、死ねることは全くイコールにはならなくて。
生きていくのがつらいのに死ねないからみんな苦しむのでしょう?
結局、死ねないから生きてるんだよ。
じゃあどうせ生きてるんだからなんかやっといた方が得じゃね?
何かに失敗して死に追いやられても、死ぬだけでチャラになるならいいかとも思う。
そう、どうせ死でチャラになるならやっといたほういいじゃない。
死ぬ気になれば何でもできるってよく言われるけど、本当にそうだなと思ったりする。